物件選びのポイント

固定価格買取制度により大きく広がりを見せた太陽光発電ですが、
小規模なものから大規模なものまで、幅広い物件があります。
ここでは物件選びの際に見るべきポイントを紹介しております。

その1. 日当たり

太陽光発電において、発電する為に一番重要なのが日当たりです。どんなにいいパネルを使っていても、日が当たらなければ発電しません。
物件選びの際は、直接現地に赴いて日当たりや周辺環境の確認をしましょう。
できれば日の出から日の入りまで確認し、周りに日当たりを遮るものはないか、影ができていないかなどをしっかりと自分の目で見ておきましょう。
また、日照時間が短くなる冬の状況確認やデータの確認もしておきましょう。

太陽光発電と環境

その2. メンテナンス体制

メンテナンス体制

太陽光発電はメンテナンスフリーではありません。改正FIT法でメンテナンスが義務化となりました。
事業計画にはメンテナンスの実施や、関係法令の遵守などが求められています。 遵守事項が守られていない場合、最悪「認定失効」の可能性があります。
また、パネルに鳥のフンや花粉などが付着すれば、それだけで発電効率は落ちます。
定期的なメンテナンスをしていなければそれだけで売電収入が落ちますので、どのようなメンテナンス体制を取っているのか、しっかりと確認しましょう。

その3. 自然災害時の保証

土地付き太陽光発電では固定価格買取制度により20年間、確実に売電できるようになっていますが、20年という長い期間の間には、台風や地震・土砂災害などによる自然災害による発電所の破損等のリスクがあります。
自然災害により設備が破損してしまった場合、最悪発電量が0になると言ったことも考えられます。
そのような事態を想定し、自然災害保険や機器保証がどのようになっているのかを確認しましょう。

災害時の補償

その4. 防犯対策

防犯対策

土地付き太陽光発電は、周りに日光を遮るような物がない場所にあることがほとんどです。
そう言った場所は周りに建物がなかったり、人通りがなかったりするので、盗難の注意が必要です。 発電という観点で見れば周りに日光を遮るものないのは良いことなのですが、防犯の観点でみると盗難がしやすい状況と言えます。
ですので、フェンスの設置や防犯カメラ・赤外線センサーの設置などのしっかりとした防犯対策がされているか確認しましょう。

その5. 思い立ったら即行動!

土地付き太陽光発電は依然人気の商品です。特に利回りが高いものや売電価格が高いものは人気で、迷っているうちに売約済みとなっている事も珍しくありません。
だからと言って焦って契約するのではなく、まずは業者に気になる物件について問い合わせて、しっかりと比較・吟味しましょう。
業者が行なっているセミナー等に参加するのも良いかもしれません。太陽光発電についての基礎知識を教えてくれますし、HP等には紹介されていない優良物件を紹介してくれるかもしれません。

思い立ったら即行動!